通勤途中、なんとなくコンビニに寄ってコーヒーを一杯。お昼休み、お弁当と一緒に新作のスイーツ。夜、家に帰る前になぜか買ってしまうお菓子やアイス…。

便利で、楽しくて、ついつい毎日立ち寄ってしまう「コンビニ」。私たちの生活に欠かせない存在ですが、その「ついつい」が、あなたの銀行口座から猛スピードでお金を奪い去っているとしたら…少し怖い話だと思いませんか?
多くの人が「コンビニで使っているお金なんて、大したことない」と勘違いしています。一杯150円のコーヒー、300円のスイーツ。確かに一つ一つは少額です。でも、思い出してください。「ちりも積もれば山となる」という言葉を。
もしあなたが平日に毎日、コーヒーとお菓子で500円を使っていたとします。1ヶ月で約1万円。1年で12万円です。もし、そのうち半分を「本当に必要じゃない、何となくの出費」だと仮定しても、年間で6万円以上のお金を失っている計算になります。6万円あれば、何ができますか?ちょっとした国内旅行に行けるし、欲しかったブランドのバッグだって買えるかもしれません。
この問題の根っこにあるのは、「コンビニは必要なものを買いに行く場所」ではなく、「何となく立ち寄る習慣の場所」になってしまっていることです。脳は一度「楽しい」「楽だ」と覚えた習慣をなかなか手放そうとしません。
だからといって、「今日からコンビニに行くのを完全にやめましょう!」なんて言うつもりはありません。そんな我慢は、どうせ続きませんから。
提案したいのは、たった一つのシンプルなルールです。それは、「コンビニに入る前に、今日買うものを一つだけ決める」ということ。そして、「決めたもの以外は、絶対に買わない」と心に誓うんです。「今日はコーヒーだけ」「お昼のおにぎり2個だけ」というように。
初めは、新商品の棚がキラキラして見えて、少しだけ辛いかもしれません。でも、それを2週間も続ければ、驚くほど無駄な出費が減っていることに気づくはずです。そして、月末に通帳を見て「あれ、今月はいつもよりお金が残ってる!」という小さな成功体験が、あなたの習慣をより良い方向へと変えてくれます。
コンビニは、私たちの便利な味方です。でも、使い方を間違えれば、お金を静かに溶かしていく恐ろしい沼にもなります。まずは明日、コンビニのドアを開ける前に一瞬だけ立ち止まって、「今日の目的はなんだっけ?」と自分に問いかけることから始めてみませんか?



